１．論文を公表した（公開予定のものを含む）。
【論文】
- Fumiko SUGIMOTO, “Political Cartography in the Tokugawa Period: The Shogun, the Intelligentsia, and Visual Representations of Territory”, Oxford Research Encyclopedia of Asian History,（http://asianhistory.oxfordre.com/ 2020web掲載）
- 杉本史子「海洋空間と情報の幕末史－海図と船艦の19世紀」（『都市史研究』第６号、2019年10月25日）
２．以下の活動を行った。
【論文】
- 杉本史子「海洋知の再編と日本社会」ノート ―史料と研究視角」（『東京大学史料編纂所研究紀要』30号、2020年3月刊行予定）
- 菊地智博・佐藤賢一・瀬戸裕介・杉本史子「江戸幕府天文方堀田仁助関係史料調査報告」（『東京大学史料編纂所附属画像史料解析センタ―通信』89号、2020年4月刊行予定）
【史料調査】
- 東京大学史料編纂所（2019年4月16日）
地震と城郭に関する史料
- 島根県鹿足郡津和野町 太皷谷稲成神社・津和野町郷土館（2019年8月27日～28日） ★
- 静岡県伊豆の国市韮山 公益財団法人江川文庫（2019年12月3～4日） ★
【踏査・研究会】
- 小田原城踏査説明会（おだわら市民交流センターUMECO、2019年6月5日）
杉本史子
「総構論の視角―小田原城踏査にあたって」
加納靖之（東京大学地震研究所准教授）
「小田原城と地震」
佐々木健策（小田原城総合管理事務所）
「小田原城の総構について」
※参加者…岩淵令治、岩村麻里、大邑潤三、加納靖之、
吉川紗里矢、杉本史子、高橋喜子、中村亮一、
原田智也、盆野行輝、望田朋史（敬称略、五十音順）
- 国際歴史文化研究会・「城・都市と危機」研究会合同合宿（箱根湯本ホテル明日香、2019年9月27日） ★
•1日目：研究報告会
吉川紗里矢
「小田原城総構と現存遺構の見どころ」
黒田慶一（韓國城郭學會會員・文化財石垣保存技術協議会会員）
「豊臣大坂城の惣構について」
笠谷和比古（大阪学院大学教授）
「『惣構』論雑感」
杉本史子
「惣構論ノート ―政治史と都市史の統合」
平木實（元天理大学教授）
「漢城（ソウル）の都城と晋州城」
郡司健（大阪学院大学教授）
「大炮と攻城戦」
菊地智博
「鉄砲稽古・火薬規制と『江戸十里四方』」
加納靖之
「小田原城と災害（地震）」
司会：横山輝樹（大阪学院大学非常勤講師）
門脇朋裕（総合研究大学院大学）
•2日目：第２回小田原城総構（沿岸部を含む）踏査
踏査講師：佐野忠史（小田原市文化財課）
※参加者…荒木裕行・石橋賢太・上村敏一・笠谷和比古・門脇朋裕・
加納靖之・菊地智博・吉川紗里矢・黒田慶一・郡司健・
佐藤麻里・杉本史子・高橋元貴・原道生・平木實・
平山朝治・盆野行輝・森田登代子（敬称略、五十音順）
【研究報告】
- 杉本史子「海洋知の再編と日本社会―19世紀「新しい海洋」のなかで―」（東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター海洋教育基盤研究プロジェクト（海洋学）先端的海洋教育カリキュラム検討会、東京大学理学部1号館1階105号室、2019年7月30日）
- ヨナス・ルエグ「太平洋の集散地：本草学者たちが小笠原諸島で発見した国際社会と国際自然」（歴史と史料の会、東京大学福武ホールB１福武第２会議室、2019年12月16日）
- 菊地智博「本年度の成果について」（東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター海洋教育基盤研究PJ成果報告会、東京大学教育学部棟158講義室、2020年3月10日）
- 杉本史子「『近世政治空間論』と今後の課題」（シンポジウム「日本近世の法と経済――杉本史子著『近世政治空間論』を素材として――」法制史学会東京部会第279例会、東京大学東洋文化研究所3階大会議室、2020年2月1日）
★は東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター・海洋教育基盤研究プロジェクト（海洋学）「海洋知の再編と日本社会」との共催。
